日: 2026年9月21日

  • 雨・風・酷暑の方がモチベーションが上がる

    訪問診療は、「医療へのアクセスが自力では不能な人」に、診療行為を提供している。

    正直、介護度が低い方や、施設に幽閉されているだけの方の診察はあまりテンションが上がらない。

    訪問診療を利用する理由が、概ね

    「訪問してもらう方が楽だから…」とか

    「家族の付き添いの負担を考えるとこちらの方が…」

    といったところだからだ。

    保険診療が安訪問診療でも割安、病院の待ち時間が長すぎて付き添いの負担が大きいなど、様々な背景がある。

    一方、訪問診療医は、天候が極めて不良な時、相手が元気な高齢者でもなんとなくテンションが上がる。

    最近はニュースが台風や地震の危機感をすごく煽る傾向があり事前に、

    「明日は普通に外出たら、マジでやばいかもしれない」

    という時がある。

    通常の勤務医であれば

    「何かあったら責任が取れないので、診察は中止または延期または遠隔機器で済ませます」

    となる所だろうが、

    一人診療所の院長は、自分が診察を決行するか決められる、最終責任者だ。

    「他の皆が休んでしまいそうな悪天候ほど、訪問診療の真価が問われる」

    「通常だと絶対に通院困難な状況だからこそ、診察する」

    という判断を行う出来る。

    患者側からすると「やりすぎ」となるのか、「とても有難い」となるのか、よく分からないが、

    とりあえず診療を行う側が悪天候でテンション下がるどころか反対にテンション高めで診察を回っている。

    事故にだけ、気を付けて、いきましょう!